■作品展 【keisuke nakano  Exhibition 2013 with Heavy Bear】

1月 28th, 2013
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keisuke nakano  Exhibition 2013 with Heavy Bear @SOCIAL TOKYO

会  場 :SOCIAL TOKYO  東京都渋谷区渋谷1-22-5
(*ROCKER AND HOOKER隣接GALLERY)
会  期 : 2013年2月9日(土)~ 2月17日(日)
時  間 : 12:00~20:00
お問合せ :tel : 03-5468-0478 /email : info_randh@rockerandhooker.com

2010年、ブランド・リニューアルを果たした【keisukenakano】。
ファッション、そしてテキスタイル・デザインと展開し、さらなる広がりを見せるNEW COLLECTION。
ブランドとして素材にこだわり、1点モノにこだわり、手作業で作り上げる事にこだわり、その貫きたい思いをどのようにデザイナーとして届けるべきか。
手作業で作り続ける事の非効率さは歴然で、より多くの方に【keisukenakano】のコンセプトでもある「モノを大切すること」「消費的なファッションサイクルを見直すこと」「モノと人との付き合いを手助けすること」を広めていく事はその非効率さが足枷となり常に疑問視されてきました。しかしそれこそが【keisukenakano】であり、作品を自らの手で作り続けることの答えでもあります。
作品でありながら身近で寄り添える存在。生涯付き合えるパートナー。その人だけの特別な関係。
顔を見て、声を聞いて、会話をする、時間をかける事でしか作ることの出来ない作品の温かさを感じて頂きたいと思います。

【Heavy Bear】(ヘビーベア)
USEDのスウェットや企業残布、パッチワークで作られたテディベア。
素材のスウェットは古着の卸メーカーが廃棄として処分していた服などでした。
ブランド物であっても部分的な汚れや破けなどがあっては古着屋でさえゴミとして処分します。それは当然の事なのですがモノを大切にし、捨てられるべき物から新しい作品を作り出していくという流通サイクルを提案しているkeisukenakano私としては取り組むべき商材でした。
さらにテディベアの中に詰めているものは市販のクッション材ではなく細かく刻んだTシャツやニット地です。
これらはメーカーから廃棄された新品の素材です。サンプル商品や期間限定商品であったりイベントTシャツなどで販売時期を逃すと継続販売する事は出来ないものです。これも捨てるしかない(正しくは捨てる事がもっとも手間が掛からない)物なのですが、そういった物を再活用するために中綿として使用しました。
決してかわいくてフワフワのやわらかいテディベアではありませんが アパレルの流通サイクルの中で這い上がって来た力強いコンセプト・ベアなのです。

※【Heavy Bear】(ヘビーベア)
1つのクマに4~6枚のTシャツを詰めて製作しているため実際に重く、その重量感だけではなく何故このクマが作られたのかを忘れない為(想い)のコンセプト作品。

 

 

今回の作品展は【Heavy Bear】にスポットを当てた作品展です。
私の作品をファッションアイテムとして取り入れるには奇抜すぎ抵抗のある方も少なくなかったはずです。

この事は十分に理解していましたが若くしてブランドを立ち上げた意地や世間に対して突っ撥ねたい反抗心から
ブランドのファンであり得る皆さんに歩み寄る事をしてきませんでした。
2010年、ブランドを私の個人名としリニューアルを果たしてまず行ったものが奇抜の最たるトータルパッチワークコーディネートのcollection。
続いて生地への可能性を求めたテキスタイルcollection。
流れる時間と作り続ける毎日の中でブランドとしての課題でもある「奇抜さ」や「抵抗感」を克服し、
私の作品に賛同してくれる方に応えたいという気持ちから生まれた今回の作品です。

それでも企業としてはいつも通り不器用すぎてマーケットを理解していませんが
悲しいときには悲しいものを、嬉しいときには嬉しいものを、作りたいときに作りたいものを。
それが自分の名前をブランドの看板にした意味でもあります。

では「クマ」?
:「中野が狂ったようにクマばっかり作っているよ。」

クマ が答えではありませんが

私のものづくりが少しでも多くの方の手元に届く事が作る理由の一つです。

 

 

多くの方にご来場いただければ幸いです。

いつもより少しかわいい【keisuke nakano  Exhibition】お待ちしております。

 

中野恵介